
2015年11月、日本を代表する漫画家・水木しげるさんが93歳で
他界されました。
激動の時代を生き抜かれた生涯は、漫画家、そして妖怪の研究家としても
高く評価されていた水木しげるさん。
戦争を体験された水木さんの独自の世界観から生まれた数々の言葉にも
注目が集まりました。
この展覧会では、少年期の習作、戦地で描いたスケッチなど、貴重な漫画や
妖怪画の原稿など、おそよ130点以上が展示されています。
ショーケース(陳列ケース)の中にも、たくさんの貴重なものがあり
拝することができます。
壁には名言(胸につまるメッセージもあります)が掲げてあり、是非、一句ずつ
ご覧頂きたいですし、愛用品、家族写真などを通じて〃幸福とはなにか〃を
追い求めた人間像も感じとっていただけると思います。
◎会場内の撮影はNG!この画像は会場外の撮影可能場所でパチリ。
◇第1章 境港の天才少年画家
自然豊かな鳥取県境港で自由奔放に育った水木しげるさん。
少年時代の自画像や油彩画、絵本などを通じて幼少期から少年期までの姿を振り返ります。
KONの気になったメッセージ『虫とか草とかが吐く言葉は地球のことば』
◇第2章 地獄と天国を見た水木二等兵(従軍時代)
1943(昭和18)年、太平洋戦争に召集され、パプア・ニューギニアの激戦地に
送られます。出征前の苦悩が読み取れる手記原稿、戦地に持って行った英和辞典、
終戦直後の南洋で現地の人や自然を描いたスケッチなど水木さんが戦争を体験した
ことを重ねて描いた戦記漫画などを通じて、水木さんが体験した戦争の悲惨さを
伝えると共に激戦地でも自然や現地の人とのふれあいを大切にした生き方にふれます。
『朝寝ぼけて郵便物を取りに行ったら召集令状。それで万事おしまい。』
この言葉が壁に掲げられていましたが、涙が出てしまいました・・・。
◇第3章 貧乏神との闘い
九死に一生を得て復員した水木さん。
片腕を失ったものの、絵を描く事への情熱の炎を絶やすことはなかった水木さん。
境港から神戸、東京へ住まいをうつし、紙芝居作家から貸本漫画家へと。
でも、原稿料はごくわずか・・・・・。
″失意のうちに東海道を西へ下り神戸へ″、、、神戸市兵庫区水木通に「水木荘」が
ありましたが、その頃の様子もわかりますよ。関西に縁があったとは初めて知りました。
◇第4章 福の神来たる!!(多忙時代)
水木しげるさんの漫画家人生の中で大きな転機となったのが、
1965(昭和40)年、「テレビくん」での講談社児童まんが賞の受賞。
代表的な水木漫画の原画に加えて、当時水木さんが使っていた日記帳やスクラップブック等
見る事ができます。水木さんが名作を生み出した書斎を会場内に再現して、
プロジェクターを使用した映像演出も必見です!!!
展示物は触らないようにしてくださいね。
◇第5章 妖怪に取り憑かれて(妖怪研究科)
多忙を極めた水木しげるさんは、50歳をむかえた頃から意識的に仕事を減らして
興味をもっていた妖怪の研究に!
とても細やかに描かれた妖怪画の魅力を紹介するほか、水木さんが世界のあちらこちらで
収集された妖怪像・精霊像コレクションの一部を、自宅に設けた妖怪ギャラリーを
再現しているので、お楽しみいただけます。
◇エピローグ 水木しげるは永遠に
水木しげるさんのプライベートな側面にせまります。
水木さんが撮影した日常の写真、50年以上にわたり水木さんを支えられた
‘ゲゲゲの女房’こと布枝夫人へのインタビュー映像、また50人ほどの
各回著名人からの追悼メッセージを通じて、水木さんが遺したもの、
私たちに伝えたかったことは何だったのか?ご覧ください。
追悼メッセージがたくさん掲げられていましたが、
野沢雅子さん、手塚眞さん、美輪明宏さん、ELT持田香織さん、モンキーパンチさんに
メッセージに私KONが特にグッときました。
◇◆◇KONが心に刻もうと思ったことば◇◆◇
【なまけ者になりまさい】 【のん気にくらしなさい】
会場最後に(出口付近)水木さんからのメッセージが暖簾に記されています。
〃ではまた あの世で
いずれお会いできる日を楽しみにしている〃
大好きな水木しげるさんに触れさせてもらいました。
会期は8日(月)まで!!!!!!!!!!
☆おまけ☆グッズ販売コーナー

名言おみくじを発見!

100円玉投入!!!

出ました!何がかいてあるかな?
はい!見ました!!

嬉しいっ!大吉GET!!
「妖怪というのはね、
くだらんものを一生懸命見る努力をして、
見えないものを無理やり見るということなんです」(世界妖怪会議2004にて)

記念撮影はココで出来ます
コマの中に入ると・・・・・

メッセージが1個表示されます

面白くて記念になります!
◎◎おまけのおまけ◎◎

ガチャガチャしました!!!
1回200円でガチャガチャをしました。スーパーボールです!
レバーが2個あってKONは1回ずつチャレンジ!
「目玉おやじ」と「一反モメン」が出てほしいなぁ~と願いをこめて回すと
出てきたのがこの2個でした!!!!!
実は、KONの前にガチャガチャをしていた男の子が目玉おやじをゲット!
あまり嬉しそうじゃなかったんだな~。2回続けて目玉おやじは出ないな~と
意気消沈していたら、大好きな一反もめんが出てきてラッキー!!!
もうひとつのレバーをまわすと「鬼太郎」が出てきました。
このスーパーボール、勢いよく跳ねるよぉ~!!!
開催日時 | 2017年 04月26日(水) ~ 2017年 05月08日(月) 10:00~20:00(最終日の8日は17:00まで) ※入場は閉場の30分前まで |
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参加費・入場料 | 一般1000円 大学・高校・中学生800円 小学生300円 |
HP | http://www.daimaru.co.jp/kyoto |
会場 | 大丸ミュージアム京都(大丸京都店6階) 京都市下京区四条通高倉西入立売西町79 |
アクセス | 阪急電鉄「烏丸駅」京都地下鉄「四条駅」下車すぐ |
お問合せ | 075-211-8111(代) |