「神阪」ダービーに勝利せよ! ヴィッセル神戸VSガンバ大阪





ヴィッセル神戸の本拠地ノエビアスタジアムで開催する試合だから「阪神」ではなく「神阪」ダービー。数々の戴冠を果たしてきた強豪クラブが相手であろうが、開幕当初のベストメンバー半数がケガで離脱していようが、そんなことは関係ない。ダービーと名のつくものに負けは許されないのだ! 6月17日、ノエビアスタジアムでヴィッセル神戸VSガンバ大阪戦を観戦した。





試合前からノエビアスタジアムは異様な雰囲気に包まれていた。ウォーミングアップのために選手たちがピッチに現れただけで、大声援と大ブーイングが混ざり合い耳がキーンとなるほど。選手たちも、心なしかいつもより表情が硬いようだ。






試合は前半、神戸ネルシーニョ監督が「我々のペースですすめられた」と言うように、引いて守るガンバ、攻め込むヴィッセルという形でスコアレス。昨季の得点王、エース レアンドロ、攻守の要 藤田、高橋峻、橋本和の両SB、さらにはCB岩波と主力の大半を欠きながら、堂々の戦いぶりに後半もいける!と期待を抱かせたのだが・・・

70分、ガンバは日本代表倉田の絶妙なクロスに長沢がヘッドで合わせて均衡を破る。チャンスらしいチャンスがなかったガンバが、唯一訪れた好機を逃さなかった。ヴィッセルはウェスクレイ、大槻、中坂を投入して攻撃の手を強めたが、ゴールが遠かった。



ダービーでの敗戦は、選手も悔しいだろうが、ファン・サポーターにとっても普段の何倍も悔しくダメージが大きい。9月のダービーにはこの悔しさを晴らすべく吹田に乗り込もう! フォルツア!神戸!!



◎おまけ◎ 神戸から2016年にポーランド スロンスク ヴロツワフに移籍、来季からベルギー1部のワースラント ベフェレンへの移籍が発表された元日本代表・森岡亮太選手がノエスタを訪れ、トークショーを行った。神戸時代の思い出話や、ポーランドでのプレーなどについて語り会場を沸かせた。集まった神戸サポーターから「亮太帰って来てー」「今日の試合に出てー」という声も飛ぶなど、相変わらずの人気ぶりだった。







ノエビアスタジアム神戸
<のえびあすたじあむこうべ>
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この記事を書いた人:

HITOMI
火の国熊本出身で、神戸に暮らして約20年。通信制の作文教室「言葉の森」の講師をしています。ヴィッセル神戸の熱烈サポーター!ホームは全試合スタジアム観戦。アウェーにも参戦します。スポーツ観戦と雑貨店巡りが大好き。神戸の魅力をたくさん発信していきたいと思います。よろしくお願いします。
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