北斎 ~富士を超えて~  @あべのハルカス美術館・11月19日まで


あべのハルカス美術館とロンドンの大英博物館が
国際共同プロジェクトとして企画した展覧会の『北斎 ~富士を超えて~』が
このあと午後6時まで開催されています。

すでに鑑賞した!という方も、未だ観ていない!!という方も、今から駆けつけても
間に合いますので、是非!!!

全作品をゆっくりご覧頂きたいのですが、混雑している事も考えられるので
特に、これだけは見逃さないで!!!というオススメの作品をアップします。

神奈川沖浪裏・・・大きな波が日本の象徴・富士山を小さく、、、圧巻の作品です!



凱風快晴・・・北斎が描いた富士山の中でも最も抽象化された記念碑的作品がこちら!



百合・・・この作品から淡い香りが漂ってくる様…ゆり、ユリ…というのではなく「百合」を感じます。



露草に鶏と雛・・・家族の図と捉えられる作品。北斎はしばしば鶏の図を描いていたようです。



唐土名所之図・江戸時代、日本人にとって中国は遠く離れた古の文化として知恵の源にしていたとか。




館内、あちらもこちらもくまなく観て(見て)まわって頂きたいのですが、
絶対に見逃さないで!!!!!という作品がこちら!!!!!


単に、大波=BIG WAVE でなく、〝GREAT WAVE〟と言われている
所以がわかる作品です。
私KONは、この作品を鑑賞し、他の作品も次に鑑賞していきましたが、
美術館を出る直前に、またココまで戻り、目の中に、また心の中にしっかり刻み込んで
おきました。何度、この作品の前を行き来したことか。

近年では、日本人の平均寿命もあがりましたが、北斎が生きていた頃のことを思うと…
北斎は80歳を過ぎてからも更に制作意欲が出てきて作品を描き続けられました。

数えの90歳で亡くなる最晩年の2年間は傑作そろい!
絵の中に「百」という印が押されているのが特徴ですが、これには「百歳まで生きて
絵の道、芸術の道を究めるぞ!」という北斎の魂がこめられているように思えます。

今の時代に、北斎が生きていたら、どのような作品が?という思いもありますが、
是非、今からでも間に合います!北斎の世界に触れて頂きたいと思います!!!!!

北斎の世界をご堪能ください!!!!!

開催日時 2017年 10月06日(金) ~ 2017年 11月19日(日)
火~金:午前10時から午後8時  月・土・日・祝:午前10時から午後6時 ※いずれも入館は閉館30分前まで
参加費・入場料 一般:1500円 大学・高校生:1000円 中学・小学生:500円
HP http://www.hokusai2017.com
会場 あべのハルカス美術館 大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目1-43 あべのハルカス16階 ≫会場Webサイト
アクセス JR・大阪市営地下鉄御堂筋線「天王寺駅」下車すぐ
お問合せ 06-4399-9050
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この記事を書いた人:

KON
宝塚で生まれ育ち、現在は箕面市在住。 この2市でしか生活をしていませんが、北摂・京阪神地区を 駆けまわっていますので、ひとつでも多くの情報をUPして いきます。 イベント&スポーツ情報にグルメの事なら、おまかせあれ!!!
http://news.archive.citylife-new.com/play/event/59270.html