
10月にスタートしたリーグ戦は、早くも前半の試合を消化し年内最終戦。今季からB1で戦う西宮ストークスは6勝21敗と苦戦を強いられている。12月30日の2017年最終戦には年の瀬にもかかわらず、ホーム西宮市立中央体育館に2300人を超える観客が詰めかけた。
前日の試合では中地区3位の富山グラウジーズに82-73で勝利。今季初の連勝を狙ったが、序盤から富山の巧みな攻撃に西宮の守備が乱れ失点を重ねた。しかし、一時は32点差をつけられながらも最終第4クォーターには3点差まで迫り会場もヒートアップ! 猛追を見せたが惜しくも7点差で敗れた。
試合後、天日コーチは開口一番「非常に残念な試合でした」と唇を噛み「相手の特性に応じた守備ができなかった」と反省点を挙げた。しかし、大差をつけられながらも最後まで前向きに挑む姿勢を見せた選手たちに、ブースターは拍手を惜しまなかった。
今季は選手たちがコート内で頻繁に円陣を組む様子が目に付く。劣勢ではもちろんのこと、リードしている場面でも、さっと5人が自然に集まり声を掛け合う。目まぐるしく状況が変化するバスケットボールでは、戦術の確認と併せて選手同士の気持ちや感情の共有が大事だ。
猛反撃を見せた第4クォーターでは7回もの円陣が組まれた。今年ラストゲームは白星で飾れなかったが、最後まで諦めずに戦う姿勢とチームワークで2018年の巻き返しに期待したい。
【1月のホームゲーム】
1月28日(日) 琉球ゴールデンキングス 西宮市立中央体育館 18:05~
1月28日(月) 琉球ゴールデンキングス 西宮市立中央体育館 19:05~
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