洋菓子の街として有名な神戸と札幌の対戦は「スイーツマッチ」と銘打たれたが、試合は甘～くはなかった。前半2得点のウェリントンは激しいマークに遭い空中の競り合いで流血、札幌の選手2名がレッドカード退場と大荒れに。この試合を制したのは神戸だった。

ウェリントン、渡邊千真のツートップが機能した。9分、ウェリントンが右CKのクロスに頭で合わせて先制。23分にも田中順也からのクロスボールに右足で合わせて追加点を挙げた。さらに後半には渡邊千真が2得点。前節、磐田の名波監督に「Ｊ屈指のツートップ」と言わしめたコンビが今季最多の4得点を叩き出した。






スペイン代表でバルセロナの主将、イニエスタ獲得報道で注目が集まる神戸。すでに外国人登録の5枠が埋まっており、イニエスタ獲得のためには選手1名を放出し枠を空ける決断を迫られるなか、ウェリントンが存在を強烈アピールした。





守っては11試合負けなしと快進撃を続ける札幌が誇る攻撃陣を完全に抑え込むクリーンシート。リーグ戦はW杯開催で中断期間に入るが、神戸はここまで6勝5敗4分で6位に浮上した。


試合後は、2010～13年神戸に在籍した札幌の都倉賢選手が神戸のゴール裏に挨拶へ。懐かしのチャントで激励した。韓国代表としてW杯に出場するチョンウヨン、キムスンギュ両選手にもエールがおくられた。







あとはスペインの至宝 イニエスタ・・・神戸に来てくれるのでしょうか～ ワクワク。ワクワク。