William Morris ~the History of Design~       ウィリアム・モリス -デザインの軌跡-


現在、京都・大山崎町にある『アサヒビール大山崎山荘美術館』において
″ウィリアム・モリス -デザインの軌跡-″が好評開催中です。

ウィリアム・モリス・・・名前は聞いたことがある、作品は見たことがある…という
方もいらっしゃると思いますので、少しご紹介しておきましょう。

装飾デザインの分野で19世紀後半に活躍されたイギリスの芸術家。
インテリアデザイナーであると同時に、グラフィックデザイナー、画家、詩人、
社会主義活動家として、多彩な、それぞれの分野で活躍し業績をおさめられ、
アーツ&クラフツ運動に影響を与えて”近代デザインの父”と呼ばれています。

今企画展では、壁紙、テキスタイル、椅子、出版物など主要なモリス作品と
同時代のデザイナーたちによる作品をあわせた56作品(常設展示除く)を
展覧されています。

館内では➀展示室1 →➁「夢の箱」(山手館) →➂山本記念展示室 の順に
ご覧下さい。

➀展示室1では、タイル、卓上ランプ、肘掛椅子・丸椅子が展示されています。


モリスは中世に憧れてインテリア製品や植物の柄の壁紙、ステンドグラス、
美しい書籍などを作成。
➁夢の箱(山手館)では、刺繍壁掛け(細かい製作の様子をよくご覧下さい)、
卓上ランプ、内装用ファブリック、壁紙が展示されています。


展示物もじっくりご覧頂きながら、「壁紙」も《モリス柄》!注目してね!



➂山本記念展示室では、シェイクスピア「詩集」、モリス訳「フローラス王と
美女ジャンヌ物語」などが展示されています。


こちらのカーテンも「モリス柄」なんですよ。よ~く御覧くださいね。 ※触るのはNGです。



厳かな雰囲気の館内。
自然に根ざしたモダンな美しい植物や今年などのモチーフ。
モリスのデザインしたモチーフは今から100数十年前に製作されましたが
現在までの長く愛されていることがわかる企画展だと思います。

◇カフェ企画◇
アサヒビール大山崎山荘美術館によく足を運ばれる方は、企画展で鑑賞されることを
楽しみにされていますが、展覧会に併せて考案されたスィーツを楽しみにされている
お客さまも多いことで有名です。
今回も、2階喫茶室で、リーガロイヤルホテル京都が本展の為に考案された
[桜と苺のケーキ]、[バラとクランベリーのケーキ]を提供されています。
※美術館入館料は別途必要です

ゆっくりと作品を鑑賞したあとは、美味しいスィーツを堪能してくださいね。



〝ウィリアム・モリス -デザインの軌跡-〟は、7月16日(月・祝)まで。
自然に囲まれたアサヒビール大山崎山荘美術館、どうぞお楽しみください。

◎お約束◎館内は撮影厳禁です。マナーを守って鑑賞してください。


開催日時 2018年 04月21日(土) ~ 2018年 07月16日(月)
10:00~17:00(最終入館は閉館時間の30分前の16:30)
参加費・入場料 一般900円 高校生・大学生500円 中学生以下無料
障がい者手帳をお持ちの方300円
HP http://www.asahibeer-oyamazaki.com
会場 アサヒビール大山崎山荘美術館
アクセス 阪急電鉄「大山崎駅」JR「山崎駅」より徒歩およそ10分
※ご高齢の方優先の無料送迎バスを運行されています。時刻表はHPをご覧ください。
注意:美術館には駐車場はございません。JR線踏切脇、大山崎ふるさとセンター隣の有料駐車場をご利用下さい。
お問合せ 総合案内 075-957-3123
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この記事を書いた人:

KON
宝塚で生まれ育ち、現在は箕面市在住。 この2市でしか生活をしていませんが、北摂・京阪神地区を 駆けまわっていますので、ひとつでも多くの情報をUPして いきます。 イベント&スポーツ情報にグルメの事なら、おまかせあれ!!!
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