
尼崎市築城400年を記念して、7/21(土)から尼崎市総合文化センターで「荻原一青が描く百名城手ぬぐいのすべて展」が開催される。
尼崎城が身近な環境で育った作家、荻原一青(おぎはら・いっせい)は、戦争ですべてを失い、苦しい生活を送りながらも、全国の城を描き続けた。
失われた城郭を鳥瞰図によって復元させた作品群など、城への情熱が宿る城郭画の数々は、圧倒的な存在感と美しさで観る者に迫ってくる。

貴重な原画を初公開
今回は荻原一青がデザインを手がけた「名城手拭百城」全103点が一挙に公開される。
城に魅了された生涯をおくった作家が見出した名城のエッセンスが、卓越したデザインのモチーフとなっている手拭いの数々は、城ファンならずとも一見の価値がある。
大阪府堺市で江戸時代から続く「注染和晒」と呼ばれる伝統技法にも注目したい。
初公開となる貴重な手拭いの原画も選りすぐって展示される。
その他、コンピューターグラフィックスを用いたバーチャル尼崎城探検、市内の子どもたちが描いた夢のお城、10万個分のブロックで作られたミニ尼崎城など、様々なお城作品が並ぶ。
尼崎城再建のニュースに盛り上がる尼崎で、尼崎城をひと味違う視点でとらえる注目のイベントだ。
開催日時 | 2018年 07月21日(土) ~ 2018年 08月19日(日) 10:00~17:00 ※7月21日は12:00閉館 ※入館は16:30まで |
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参加費・入場料 | 一般500円 シニア(65歳以上)250円 大学生250円 高校生以下無料 |
HP | http://www.archaic.or.jp/event/gallery/detail.php?id=282 |
会場 | 尼崎市総合文化センター 美術ホール ≫会場Webサイト |
アクセス | 阪神尼崎駅から徒歩5分 |
お問合せ | (公財)尼崎市文化振興財団 事業課文化担当 TEL.06-6487-0806 |