ヴィッセル神戸2019ホーム開幕戦 ビジャのJ初ゴールで勝利!





2019シーズンの初ゴールはやはりこの男!ダビドビジャだ!後半9分、山口蛍からのロングボールに抜け出したビジャは、相手DFに当たり跳ね返ったボールを巧みにコントロール。GKとの1対1を冷静に決めた。

サポーターの祝福にガッツポーズで応えるビジャ





3月2日ノエビアスタジアムで2019年第2節、ヴィッセル神戸VSサガン鳥栖戦が開催された。今季からチケットの価格が変動するダイナミックプライシングが導入され、ホーム開幕戦のチケット価格は昨季と比べ2倍以上に。W杯より高いプラチナチケットと揶揄されたが元スペイン代表 イニエスタ、ビジャ、トーレスの揃い踏みとなる大一番だけにチケットは完売。期待の高さに応えるように2010年W杯得点王ビジャが名刺代わりの鮮烈ゴールでヴィッセル神戸が1-0で勝利した。

「行くぞ!」というキャプテン ポドルスキの声が響く




前節のC大阪戦(ヤンマー)では、ビジャとポドルスキを左右に配すゼロトップで臨んだが、固い守備に阻まれゴールが遠かった。この日はビジャ、古橋、ポドルスキが前線でプレーし、巧みに位置を替えながら相手守備を翻弄。前半から何度もチャンスを作った。また、元日本代表山口蛍、三田のダブルボランチが機能。中盤で山口が相手の攻撃の芽を摘み、三田が巧みにボールを運びながらイニエスタへのパスを通した。不安視された守備もCBにダンクレーが加わり厚みを増した。

トーレスを徹底マーク



イニエスタとビジャ どちらが蹴る?





今季からノエスタでは、飲食ブースやグッズ売り場など場内全ての買い物で現金を受け付けない完全キャッシュレス化を導入した。この日の来場者全員にヴィッセルオリジナルデザインのEdyカードを配布しカードに現金をチャージする機械も多数設置された。Jリーグ初の試みだったが、目立った混乱は見られなかった。

場内完全キャッシュレス



ヴィッセルオリジナルのEdyカード



現金チャージする機械がずらり




座席はゴール裏など一部を除いて指定席になった。開門前から自由席を求めての大行列や、荷物だけを置いての席取りなどの混乱も減りゆっくり観戦できるという声が聞かれる一方、チケットの高騰で家族みんなでの観戦は厳しいという悲鳴も。しかし、今季から発売されたピッチサイドで観戦できる1席30万円の「VIPシート」の売れ行きは好調。試合前は専用ラウンジで寛ぎ、好きな選手のサイン入りユニホームがもらえる特典付きだ。手が届きそうな至近距離でプレーするイニエスタやビジャが見られるなら安いものか。


勝利の「神戸讃歌」をサポーターと共に




超大物外国人選手ばかりが注目されがちだが、さまざまな面で「進化」している今季のヴィッセル神戸。ぜひノエスタでの生観戦をおすすめしたい。




ヴィッセル神戸 ノエビアスタジアム
<ゔぃっせるこうべ のえびあすたじあむ>
神戸市兵庫区御崎町1-2-1
HP:http://www.vissel-kobe.co.jp
アクセス 神戸市営地下鉄海岸線「御崎公園」駅より徒歩5分

この記事を書いた人:

HITOMI
火の国熊本出身で、神戸に暮らして約20年。通信制の作文教室「言葉の森」の講師をしています。ヴィッセル神戸の熱烈サポーター!ホームは全試合スタジアム観戦。アウェーにも参戦します。スポーツ観戦と雑貨店巡りが大好き。神戸の魅力をたくさん発信していきたいと思います。よろしくお願いします。
http://news.archive.citylife-new.com/play/event/71215.html