手厚いケアと医療がサポートする、 百歳を超えても笑顔の“生き生き人生”


吹田市の介護付有料老人ホーム「ケアビレッジ千里・古江台」では9月3日、101歳から104歳の入居者の女性3人に、井上哲也・吹田市長から長寿を祝う感謝状が手渡された。3人は市長の祝辞にユーモアで切り返すなど、生き生きと明るい暮らしぶりが見て取れる。この健やかな長寿を支える「上質のケア」とはいったい?  取材・文/渡部せつ子


基準の2倍の体制で
尊厳を守る個別ケア

 閑静な住宅地に「ケアビレッジ千里・古江台」がオープンしたのは9年前。パナホームが住宅メーカーとして初めて有料老人ホーム事業に参入、「第二のわが家」をコンセプトに上質のケアを追求してきた。
今回、吹田市長から直接感謝状を贈られたのは、市内の元気な100歳代5人。うち3人が同ホームの入居者だったことを施設長の松村さんはこう説明する。「私たちのケアの最大の特徴は職員を基準の2倍以上配置している点です。日常的な介護はもちろん、春・秋の日帰りツアーや数々のアクティビティ、傾聴(じっくり話を聴く)、散歩など、職員が多いからこそできる豊かな毎日があります」。介護保険の定める特定施設の介護体制は、要介護者と介護看護職員の比率が最低「3対1」。その2倍以上の体制が笑顔につながっている。

月額利用料45万円
その重い意味と価値

もう一つの特徴に、松村さんは「館内に併設するクリニック」を挙げる。「月2回の訪問診療で健康をチェックし、体調が悪い入居者様がいればすぐにドクターが駆けつけます。
施設スタッフとの連携で病の早期発見・治療が可能となり、日々の適切なケアへとつながっています。このようなきめ細かな対応が、ご入居者様に安心感を与え、健康にお過ごし頂けるものと考えています。又、ケアをする上では、ご入居者お一人おひとりの生活スタイルや個性を尊重し、その方のペースやリズムで暮らせる“その人らしさ”を大切にしたパーソナルケアを目指しています。本日、お祝い頂きました3名の方も、ご自分をしっかりお持ちの方々で、アクティビティや買い物・お食事等のお出掛けにも積極的に参加され、生活を楽しまれています。」と松村さん。
「月2回の訪問診療で健康をチェックし、体調が悪い入居者さんがいれば、施設看護からの連絡で、すぐにドクターが駆けつけます。そんな施設スタッフとの連携で、病の早期発見・早期治療が可能となり、日々の適切なケアへとつながっています。このようなきめ細かな対応が、ご入居者様に安心感を与え、健康にお過ごし頂けるものと考えています。又、ケアをする上では、ご入居者お一人おひとりの生活スタイルや個性を最大限に尊重し、その方のペースやリズムで暮らしていただける“その人らしさ”を大切にしたパーソナルケアを目指しています。本日、お祝いいただきました3名の方も、ご自分と言うものをしっかりお持ちの方々で、アクティビティや買い物・お食事等のお出掛けにも積極的に参加され、生活を楽しまれています。若いスタッフも教えられることが多く勉強させて頂いています。これからも、人生の良き先輩としてご指導いただきたいと願っております。」と松村さん。



【取材を終えて・・・】
●「手厚いケア」の中身が重要
高齢者住宅の取材では、「手厚いケア」と言う言葉が必ず出てくる。ただ、言葉や
数字だけでは、その違いがよく分らないことが多い。是非、現地を訪ねてあなた
の目で確かめていただきたい。きっと介護保険基準の2倍に込められた真摯さと
ブランド力を感じる事だろう!!

ケアビレッジ 千里・古江台
<けあびれっじせんりふるえだい>
吹田市古江台5-3-7
TEL:0120-8-8746-4
HP:www.panahome.jp/mw/furue
営業時間 受付時間/AM9:00~PM6:00
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北摂WEST版
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