
神戸市内38ヶ所にある「こうべオレンジカフェ」は、 認知症本人や家族、地域住民、専門職など、だれでも自由に参加し気軽に交流や相談ができる開かれた集いの場のこと。神戸市社会福祉協議会はこういった場を広めようと、地域住民団体や介護事業所、医療機関等の団体から参画を募り、条件を満たした団体に対し「こうべオレンジカフェ」と登録する仕組みだ。
神戸市長田区にある「神戸カウンセリングセンター」は2019年3月に登録。「メンバーは全員介護経験者。介護の悩み事などは身近な人に言いにくいこともあります。少しでもプロの傾聴でホッとしてしてください」と同センターの大塚さん。カウンセラーは全員ボランティアで取り組む。