
何度も良好胚を移植してもなかなか着床しない「反復着床不全」の原因は、胚自身の問題以外に、子宮側の問題、胚に対する免疫寛容の異常などが考えられます。当クリニックでは子宮側の問題に対する検査として、最新のERA検査で最適な着床時期を診断する方法に加え、子宮鏡検査をおすすめしています。子宮鏡検査で発赤した子宮内膜といくつもの白斑が診られる「子宮内膜炎」や、子宮底部のみならず、卵管口周囲にできた微小な「子宮内膜ポリープ」は不妊症との関連性が報告されています。治療としては、内膜炎は抗菌薬の投薬で、ポリープは子宮鏡手術で切除を行います。また、「免疫寛容の異常」とは、人間には2 つの免疫細胞(Th1/Th2)があり、そのうちのT h 1 細胞が優位な上昇が認められる場合やNK(ナチュラルキラー)細胞活性の異常増加がある場合、胚を異物として捉え、着床を拒絶してしまうというものです。もともと体質的にそういう方がいらっしゃいますので、採血検査で調べることをおすすめしています。治療としては、免疫抑制薬(タクロリムス)などで効果が期待できます。 このように当クリニックでは、ご夫婦の症状に応じて、いちばん良い選択をオーダーメイドのように選んでいただくために、最新の設備と医療技術を備えています。私たちと一緒にがんばってみませんか。
- うめだファティリティー クリニック(旧宮崎レディースクリニック)
- <うめだファティリティー クリニック>
- 大阪市北区豊崎3-17-6
- TEL:06-6371-0363
営業時間 | 診療時間/9時~12時、13時~15時半、 17時半~19時半 (※火曜午後14時~、木曜午後13時半~) |
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定休日 | 休診日 : 日曜、祝日、土曜の夜診 |
アクセス | 地下鉄中津駅下車 3番出口より徒歩約1分 阪急梅田駅茶屋町口下車 徒歩約5分 |