医療・教育のプロを数多く輩出 学生の力で健康づくりをサポート


 昨今、公開講座やボランティア活動などを通じた大学による地域への貢献が盛んだ。今年、学園創設111周年を迎えた神戸常盤大学は、医療・教育のプロフェッショナルを多く輩出してきた専門性を活かし、「健康づくり」で地域の活性化を図っている。
 神戸常盤には、医療検査学科、看護学科、こども教育学科、口腔保健学科があり、学びの実践の場として、毎年秋に「KOBE TOKIWA 健康ふれあいフェスタ」を開催。学生が主体となって地域住民の健康管理をサポートするイベントで、敷地内すべてを会場とし、体組成測定や血管年齢測定、動脈硬化診断など、本格的な健康チェックが行われる。
 同大学がある長田区は高齢化率が約32%で神戸市9区中1位、15歳未満の子どもは人口の約10%で同最下位(同区調べ/2016年)。「少子高齢化が進む地元の健康づくりを学生の力でサポートしていきたい」と同大学担当者は、今後の活動に意気込みを述べた。

KOBE TOKIWA 健康ふれあいフェスタ
10月13日(日)開催

学校法人玉田学園 神戸常盤大学 神戸常盤大学短期大学部
神戸市長田区大谷町2-6-2
TEL:078-611-1821
営業時間 受/9時~17時
定休日 土日祝休

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阪神版
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