NIFRELにふれる Vol.41  10月9日は「どくの日」


10月9日の「どくの日」にちなんで、今回は「ニフレルにいる毒をもつ生きものたち」の
〝外敵から身を守る〞毒についてお話を聞いてきました!

 キューレーター 百田さん

 

近づく魚が危険
皮膚や内臓、ヒレなど「毒」がある部位は生きものによってそれぞれです。黄色の体色をした「キイロサンゴハゼ」は体表粘液にペプチド毒があり、黒の斑点が特徴のテングハコフグは刺激を与えられると粘液毒を分泌、赤色が見るからに怪しいアデヤカキンコが触手からサポニンという毒を出します。これらの生きものと同じ水槽に他の魚を入れてしまうと死んでしまうこともあるんです。人に影響はありませんが、魚に対してはとても有毒です。

キイロサンゴハゼ〈いろにふれる〉



アデヤカキンコ〈いろにふれる〉



テングハコフグ〈すがたにふれる〉

 


食べないようにしようね
「毒」と聞くと「フグ」をイメージする方も多いと思いますが、南アジアに広く生息するエメラルドパファーはマヒ性貝毒を持ち、人が食べると激しい筋肉痛やけいれんを起こします。斑点模様のケショウフグは食べると20分~30分で体のマヒや呼吸困難を発症し、最悪の場合は死に至るので絶対に食べてはいけません!

 ケショウフグ〈わざにふれる〉



 エメラルドパファ〈わざにふれる〉

 



海で踏まないように注意
ニフレルにいる生きもので最強の毒を持つのがオニダルマオコゼ!全身のマヒや呼吸困難など様々なショック症状で死に至る場合も…。そんな強力な毒も持ちながら、隠れる名人でもあります。

オニダルマオコゼ〈かくれるにふれる〉

NIFREL
<ニフレル>
吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内
TEL:0570-022060
営業時間 営/10時~20時 
定休日 年中無休

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シティライフ編集部
北摂・阪神の地域情報紙『シティライフ』の編集部です。 市民記者の皆様と一緒に、地域密着の情報をお届けします。

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